納品スピードが大幅にアップ!EC HERO×アソビュー!ギフトで多くの人の心を豊かに

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左から、ギフト事業部 部長 高羽さん、経営推進室 日比野さん

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社名

アソビュー株式会社

業種

情報・通信業


従業員数

120人(2021年6月18日時点)

アソビュー株式会社は、「生きるに、遊びを。」をミッションに掲げ、遊び予約サイト「アソビュー!」や「非日常」の体験を贈るギフトサービス「アソビュー!ギフト」等のマーケティングプラットフォーム事業、観光レジャー文化施設向けのDXSaaSや、中央省庁や各地の地方自治体と協業し地域の課題に応じて体験商品の開発から情報発信まで支援を行う地方創生事業を展開している企業です。
顧客のニーズを起点に価値提供を行っており、徹底して顧客に向き合うことで、コロナ禍においても売上昨対比285%(2021年10月時点)を記録し、急速に事業成長を続けています。
EC HEROの導入に込めた狙いと導入後の変化について、アソビュー株式会社 ギフト事業部 部長の高羽さん、経営推進室の日比野さんにお話を伺いました。

EC HEROとは

全国に15,000事業所以上ある就労継続支援事業所の作業スペースをマイクロフルフィルメントセンター※として活用し、商品の在庫管理・ピッキング・封入・梱包・ラッピング・発送代行等を提供するサービスです。

※都市部にある小さなスペースを活用したフルフィルメント拠点(配送センター)

課題

  • 事業成長を目指すなかで、出荷キャパシティ確保が求められている

  • 在庫・受発注管理に人的コストがかかっていた

効果

  • 当日配送に対応してもらえて納品スピードが大幅にアップ

  • 受発注管理システムを指定できるため、在庫管理や受発注のやり取りがスムーズに

出荷キャパシティ拡大の課題が表面化。事業成長に合わせて物流体制を構築できるサービスを探していた

―導入の背景について教えてください。

 

高羽さん:今回EC HEROに発送代行をお願いしているアソビュー!ギフトの事業成長に向けて国内流通総額10倍成長を目指す中で、倉庫の出荷キャパシティと、1日の配送数の急拡大により保有在庫と配送スピードに課題が生じていました。また、在庫・受発注管理についてもよりスムーズに行いたいと考えていました。


このような状況下でも顧客(以下、「ゲスト」)への納品スピードを上げたく、どうにかして早急な人員確保を行い倉庫の出荷キャパシティを拡大して、物流システムを再構築したいと思い発送代行サービスを探していました。

―導入の決め手は何でしょうか?

高羽さん:複数社を比較したなかでも、事業の成長に合わせて出荷数を柔軟に調節できることがEC HEROさんとご一緒させていただく決め手になりました。
アソビュー!ギフトは急成長している事業なので、その時々の状況に合わせてフレキシブルに対応してもらえて助かっています

全国の就労継続支援事業所のネットワークを持っていることにより、配送の際に必要になる一時的な保管場所と配送作業の人員が確保できるところが強みだと感じています。
就労継続支援事業所では、障がいや難病を抱えた利用者さんがワーカー(以下、ワーカーさん)となり発送代行業務を行ってくれるので、新しく倉庫を契約したり、当社で新たに人員を増やさずに済むのが魅力的ですね。

また、会社によっては古い在庫・受発注管理システムを使用しているところもあり、運用にひと手間かかることも懸念していました。その点、EC HEROは当社で指定した在庫・受発注管理システムを使用できて管理がスムーズに行えるため、そういった面も導入の後押しになりました。

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ギフト事業部 部長 高羽さん

―ありがとうございます。今回、SDGsの観点で親和性が高いことも導入の理由であると伺いました。

高羽さん:会社としてSDGsを意識した事業運営に取り組む必要があると感じており、そのなかで障がい者雇用を企業の責務として実現していかなければならないという気持ちがありました。
アソビューの事業自体がウェルビーイング(身体的、精神的、社会的に良好な状態)につながると考えており、アソビュー!ギフトという事業においてもサスティナブルをコンセプトに社会と価値共創を行っていきたいと考えています。実際に、コロナ禍で思い出ができなかった子供たちを対象にレジャー施設の料金を抽選で無料にする「子どもの遊び応援キャンペーン」や地域創生等、SDGsにも積極的に取り組んでいます。

EC HEROのサービス内容を聞いた時、まさにウェルビーイングにつながるサービスと感じて「これだ!」と思いました。障がいを持つ方に就労の機会を提供しつつ、ギフト事業の生命線である物流の部分を一緒に取り組むこと自体にバリューがあると感じました。

大幅に納品スピードがアップ!作業品質・ルールの統一も徹底

―導入後の変化について教えてください。

高羽さん:当日配送に対応してもらえるので、ゲストへの納品スピードを大幅に上げることができました。アソビュー!ギフトの中でも人気の高いおうち体験キットは、もともと翌日配送を想定し依頼していましたが当日配送に変更してもらいました。

いまは、商品のピッキング・梱包・ギフト用のラッピング・発送代行業務をお願いしています。また、当社で提供しているギフトチケットにはメッセージカードを無料で付けられるのですが、そのメッセージカード封入等の流通加工にも対応してもらっています。

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チケットの封入作業の様子

―導入前の準備はスムーズに進みましたか?

高羽さん:アソビュー!ギフトの商品は作業ルールが複雑で、発送までに約10個のプロセスが発生します。事業所でそのプロセスを落とし込めるかが不安でしたが、ヴァルトジャパンのディレクターが福祉の専門家なのでプロセスの落とし込みはスムーズに進み、ストレスを感じずに導入できました。ワーカーさんやワーカーの支援員さんへの福祉的支援と作業支援の双方を丁寧に対応していただきました

―当社(ヴァルトジャパン)ディレクターの品質チェックにも評価をいただけたと伺いました。

高羽さん:商品をきちんと届けるということは妥協できない部分であり、そこを確実にやってもらえるかという不安はありました。しかし、ヴァルトジャパンのディレクターによる発送代行作業スペースのレイアウト設計、マニュアル作成や現場でのサポートで、ワーカーさんにしっかりとオペレーション業務を行っていただけていると感じています。

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ワーカーさんが出荷作業をしている様子

日比野さん:EC HEROの強みとして、要望に対して迅速に対応してもらえることが挙げられます。そのため、安心して業務をお任せすることができています。発送代行業務の運用を開始してまだ1か月なので改善すべき点もありますが、課題に対して一緒に改善策を考えてもらえるので助かっています。

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経営推進室 日比野さん

ゲスト起点のサポート体制。密なコミュニケーションで運用負担も軽減

―導入を振り返って、現時点でどんな感想をお持ちですか?

高羽さん:実際に利用してみると柔軟性が高く、ゲスト起点で発送代行業務を行っていただいていると感じています。
例えば、旧拠点から業務を委託する事業所へ在庫移管作業中に、当社では対応が難しい配送が発生した際、業務の運用前にも関わらず配送を代行してもらいました。たった一つのギフトの出荷でしたが、私たちにとってこの一つがとても重要なため、ありがたかったですね。

日比野さん:やっぱり密なコミュニケーションをとれるのが助かっています。何かわからないことがあれば事前に確認してもらえるので出荷ミス防止につながっています。

EC HEROで素敵な思い出をお届けし、多くの人の心が豊かになる社会を目指す

―EC HEROにおいて、今後どのようなことに取り組んでいきたいですか?

高羽さん:事業成長に合わせて出荷キャパシティの拡大を進めていきたいですね。
いまは平日に配送代行をお願いしているのですが、今後は土日の出荷対応の依頼も検討したいと考えています。母の日、父の日やクリスマス等のイベントは土日と重なっていることが多く直前にギフトを購入されるゲストも多いので、そういったニーズにも応えて、いつでも思い出を贈ることができる体験を提供したいと考えています。
そのために、拠点のロケーションを全国各地に拡大し、全国当日発送・翌日着を実現していきたいですね。
配送代行をお願いしている織音さんはスムーズに作業を行ってくれていますが、今後さらに効率を上げることで配送数が増加しても対応いただける体制がつくれそうで頼もしいです。

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商品のピッキング作業の様子

―今後、どのような会社にしていきたいですか?

高羽さん:当社が中長期的に目指す場所として「2025年までに、4000万の人々に遊びを通じて、素敵な思い出をお届けする」をビジョンに掲げており、みなさんに「アソビュー!で遊び先を探してしよう」と気軽にアソビュー!を使っていただける状態を目指しています。
その中でDXというキーワードを基に、WEBチケットの発券サービス、小規模事業者向けの予約管理システムや顧客データの予測等の観光レジャー業界に特化したSaaSを提供して業界全体の生産性に貢献していきたいと考えています。

また、ギフトをきっかけに多くの人の心が豊かになる社会をつくりたいと考えています。私たちは、ギフトを送る方やもらう方だけでなく、届ける私たち自身も心が豊かになるような社会を実現していきたいです。

 

EC HEROの導入は多くの人の心が豊かになる社会づくりのための取り組みの一つとして位置づけており、ワーカーさんがやりがいや誇りを持って仕事をしてもらうことで心が豊かになればいいなと思っています。
このようなSDGsにおけるミッションを持ち、今後ヴァルトジャパンさんと協業していきたいと考えています。

―多くの人の心が豊かになる社会の実現のため、EC HEROのサービス改善を進めてまいります。貴重なお話をありがとうございました!

※掲載内容は取材当時のものです。