お客様への納期短縮を実現。SDGsの観点を持ち、お客様へ価値を提供

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取締役 / 開発・業務責任者  樋口さん、アセスメントセンター 黒田さん

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社名

株式会社タレントアンドアセスメント

業種

AI面接サービス事業、戦略採用ソリューション事業、人材採用・育成サポート事業、メディアプロデュース事業


従業員数

26名

株式会社タレントアンドアセスメントは、構造化面接(面接をフレームワーク化し採用基準の統一化を行う)を基に人の面接をAIが再現する、対話型AI面接サービス「SHaiN」を開発・提供している会社です。
SHaiNはスマートフォンのアプリを使って、24時間365日、いつでもどこでも面接を受けることが可能で、AIの面接ヒアリング内容をもとに専門の資格を持ったスタッフが資質等を分析し面接評価レポートを作成するというサービスです。先入観のない公平公正な選考結果を顧客に提供することができ、企業においては評価のクオリティ向上や面接官不足の解消、受験者においては時間や金銭的な負担無く公平な面接機会を得ることができます。

NEXT HEROを導入するに至った経緯や狙い、導入後の変化について、株式会社タレントアンドアセスメント 取締役(開発・業務責任者兼任)の樋口さん、アセスメントセンターの黒田さんにお話を伺いました。

 

NEXT HEROとは

1,500以上の「就労継続支援事業所(全国に15,000事業所以上)」や事業所を利用している障がい者のデータ(得意な仕事・チャレンジしたい仕事等)から高い需要のある市場に対しサービス開発及び営業活動を実施し、民間企業や自治体等から受注した仕事を就労継続支援事業所に最適に分配するプラットフォームサービスです。

課題

  • 校正作業に人的・時間的コストがかかっている

  • 校正作業の業務量に波があり、アウトソーシング会社だけで対応できない

効果

  • 納期短縮を実現

  • 自社リソースをコア業務に注力させることができて生産性が向上

アウトソーシングする依頼量に波があり納期のリスクが発生。業務量に合わせて柔軟に対応できる「NEXT HERO」で解決

―導入の背景について教えてください。

 

黒田さん:当社が提供している対話型AI面接サービス「SHaiN」は、AIが面接の質問をしながら受検者の回答を引き出し、全て文字起こしされた内容により受検者の資質を評点化していくものです。その際AIの文字起こし精度が重要となるのですが、受検時の音声環境によっては誤変換などがあり、レポートとして企業様に提供できる品質レベルではないことがあります。当初は社内で文字校正を行っていましたが、お客様の増加により作業効率や業務負荷の課題が見えてきました。
文字校正は60~90分の面接音声を聞きながらの確認作業になるため、場合によっては1件につき半日~1日もかかってしまうこともあり、限りある社内リソースでは限界があります。

そこで外部の力も借りようと考え、氏名や面接評価等の個人情報をマスキングする自社システムを開発し、セキュリティにきちんと配慮した上で他のアウトソーシング会社に文字校正業務を依頼することにしましたが、ここでまた新たな課題が出てきます。
私たちのサービスは採用時に使用されるケースが大半であり、年間の業務依頼量に大きな波があること、1社だけのアウトソーシングとなると、人的・時間的コスト、納期遅延というリスクが生じます。

―業務依頼量に波があることを前提に、リスクに対する体制を整えるのが重要ですね。

樋口さん:そうなんです。ちょうど複数のアウトソーシング会社へ業務依頼を分散させようと考えていたところに、当時お付き合いしていた会社からヴァルトジャパンさんをご紹介いただきました。

―導入の決め手は何でしょうか?

樋口さん:紹介という安心感と、スモールスタートから始められること、品質等に関するネガティブな印象がまったくなかったことです。
ヴァルトジャパンの小野社長とお話しさせていただく機会があり、その場でヴァルトジャパンの目指すビジョンや想い等を伺えたこと、障がいを持つ方への仕事を通じた活躍機会の提供に少しでも貢献できたらと思えたことも大きなきっかけでした。

また、NEXT HEROは全国に1,500を超える就労継続支援事業所(以下、事業所)と提携しているため、当社の事業成長に合わせて業務量を柔軟に調節できることも魅力でした。
おかげさまで当社は、毎年前年比150%以上の成長を続けており、現在(2022年3月取材時時点)導入企業は350社を数え、今後も事業拡大に向けてチャレンジを続けております。

―導入前の不安はありましたか?

黒田さん:音声を聞きながらの文字校正となりますが、一定以上の品質を維持する意味でも、表記の統一や句読点等などにある程度ルールを設けています。
納期までの限られた時間内で、こちらが提示したルール通り対応いただけるかどうか、面接の長さも案件により異なるため、文字校正の業務量に差が生じることで業務時間を予測しづらいのでは?という点が不安でした。

しかし、ヴァルトジャパンのディレクターと事業所の障がいや難病をお持ちのワーカーさん(以下、ワーカーさん)や職員さんのご協力のもと、柔軟にご対応いただきました。
おかげで、作業から品質チェックまで、効率的な納品フローの確立をディレクターや事業所の職員さんにお任せすることができたので、当社側の導入負担は特になく、スムーズに進めることができました

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取締役 / 開発・業務責任者 樋口さん

お客様への納期短縮を実現!自社での作業も削減、コア業務に集中することで生産性アップ

―導入後の変化について教えてください。

 

樋口さん:1社のアウトソーシング会社に依頼していた頃と比較して、校正業務にかかる人的・金銭的コストが大幅に削減できました。さらに当社で手直しをすることがほぼなくなったため、本来行うべきコア業務に集中できて生産性向上にもつながりました

採用が最も活発になる時期は日々多くの校正作業が発生しますが、まとまった件数を依頼することができるため、結果的に「SHaiN」の面接レポートの納期短縮へとつながっています。NEXT HEROを導入したことで、納期である5営業日よりも早く納品ができるようになり、お客様からもご評価いただいています。
また、案件により業務量が異なる件に関しては、ヴァルトジャパンのディレクターに仲介していただき、ワーカーさんの希望作業量に応じて各個人へ案件を振り分けているとのことで、この点も安心してお任せすることができています。

―NEXT HEROを導入したことで、案件単価も整備できたと伺いました。

樋口さん:はい。当初の料金体系では、一案件または文字数のレンジを設けて案件単価を設定していましたが、NEXT HERO導入の際に料金を見直すご提案をいただきました。文字数比例型の単価(一文字○円という形)に変更することで、依頼量に対して適切な単価となったことでコスト削減になりましたし、ワーカーさんごとの業務量と金額的な不公平の解決にもつながったかと思います。

―導入後に生じた課題とそれをどのように克服しましか?

黒田さん:当社が依頼する校正作業のルール習得には、ある程度慣れが必要です。NEXT HERO導入当初は、句読点や表記ゆれの統一等で指摘させていただく部分も多かったのですが、ディレクターと都度連携し、事業所にルール徹底のための改善策を提示してもらうことで徐々に改善していきました。当社の意向を汲んでいただき、また真摯に取り組んでいただけるところに頼もしさを感じています。

これまでのノウハウをきちんと蓄積し、今後は新しいワーカーさんでも即戦力としてすぐに活躍いただけるよう、ディレクターと一緒に文字校正のテストができるようなフローを構築中です。校正業務を継続的に練習してもらい、さらなる品質向上を目指していければと思います。

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ワーカーさんが校正作業を行う様子

両社でSDGsの観点を持ち、お客様へ価値を提供したい

―NEXT HEROにおいて、今後どのようなことに取り組んでいきたいですか?

樋口さん:SDGsの目標8「働きがいも経済成長も」は、ヴァルトジャパンの小野社長の想いでもあり、私たちもその想いに共感し共に取り組んできました。当社がお願いしている業務がワーカーさんの賃金向上や一般就労へのステップとなり、障がいを持つ方が1人でも多く社会で活躍できるよう、継続的に案件を依頼できる体制を築いていければと思います。

また、採用活動においてもSDGsの目標5「ジェンダー平等を実現しよう」、10「人や国の不平等をなくそう」の観点が必要です。採用の評価は、人間が行うとどうしても主観が入ってしまいますが、当社のSHaiNは戦略採用メソッドという理念に基づく方法で評価をフレームワーク化し、男女や人種などによる先入観を極力排除する仕組みを構築し、サービス運営を行っています。

両社共に同じSDGsの目標に取り組んでおり親和性が高く、お互いを高めあえる存在だと思います。今後も引き続き、SDGsの観点を持ち、お客様へ、社会へと価値提供をしていきたいと思います。

―引き続きNEXT HEROがご支援できるよう改善を進めてまいります。本日は貴重なお話をありがとうございました!

※掲載内容は取材当時のものです。